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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年10月22日

特AやB級フローリングの使い方

ウチで扱っている「住宅用アピトンフローリング」は製品の状態に応じて等級で区別しています(A級・特A級・B級)

これは現地から輸入されてきたフローリングがすべて均一の品質ではなく、やはり中には状態が劣る製品も存在しているからです

そのような製品に対してはさらに細かく状態を見て特A級・B級と区別して保管しています

ではどのようなポイントで区別しているのか?

①A級品
 フローリングとしてヤニ・節・木目・色・表面や本実の加工状態でまったく問題のない仕上がりの製品

使用用途は主に人目にふれる場所で使用します
例 住宅の床板 屋外の床板 外壁 教壇 など

②特A級品
 A級品と比較して表面にやや粗さが見られます また若干白太が混じっています

使用用途としては、主に人目にふれない場所や見た目にこだわらない場所で使用します 
例 工場の床板 トラックの荷台の床板 牛舎・豚舎の床板 など

③B級品
 白太・色違い・ヤニが見られ、一部サネ部分に欠けがある製品も含みます

使用用途は、やはり人目にふれない場所や見た目にこだわらない場所に使用され、その中でもさらに金額的に安値を希望される方にご使用頂いています

例 工場の床板の補修板 トラックの荷台の床板やその補修板 牛舎・豚舎の床板やその補修板

B級フローリング1これがB級のアピトンフローリングです
表面にヤニが見られます






B級フローリング2近くで見ると表面に白太が入っているのがわかります
全体的にも1枚1枚が色が違っています






B級フローリング3この束のなかの一枚は一部サネに欠損が見られました







今回わざわざ品質の劣る製品を紹介したのは、等級というのは主に見た目や表面の加工状態で区別しているので強度面や防水性・耐久性等に関してはどの等級も変わりがない、ということが言いたいのです

よって見た目等にこだわらないのであれば適材適所で等級を選ぶほうが、金額的にも効果的だと思います

(特A級に関しては、写真ではA級との区別がつき難いので掲載は控えました)

フローリングをご希望される際は、どこに・どのうように使用するのかなど詳しい状況を教えて頂けたら、その情報をもとに適材適所で最も要求にかなったフローリングを提案させて頂きます  


Posted by ツカモクウッド at 08:12Comments(0)